原爆投下映像を見て犠牲者に祈りをささげるプーチン氏と捏造報道

マスコミはウクライナ軍の犯罪をロシア軍プーチン氏になすりつけている。自らの犯罪をメディアを使って騙す。

真珠湾攻撃 アメリカ国内では、今でも「リメンバー、パールハーバー」と発言する人が多いようで、
その根拠は「1941年の日本軍による真珠湾攻撃は、宣戦布告なしのだまし討ちで多くの犠牲(2,402名)を払った。アメリカはその仕返しという大義のために太平洋戦争へ突入し、勝利をおさめたのだ」というものです。

しかし、このパオロ・ベルニーニ議員の言うように、
日本軍のハワイ行きは、事前に暗号の解読で知っていたことが公文書で明らかとなっています。
米軍の現地の指揮官は、暗号を解読していた米国政府からわざと知らされておらず、
真珠湾にいた米軍人たちは多数の犠牲を払いました。

一番大事な空母2隻(エンタープライズレキシントン)は、
ウェーキ島とミッドウェーへ航空機の輸送のため、
真珠湾から離れていました。

●ルシタニア号事件(第一次世界大戦中の1915年、アイルランド南岸沖を航行していたイギリス船籍客船ルシタニア号がドイツのUボートの放った魚雷によって沈没、アメリカ人128人を含む1,198人が犠牲となった)
ドイツの野蛮な攻撃に対してアメリカの世論は沸騰。これによって、それまで中立であった米国議会でも反ドイツの雰囲気が強まり、アメリカも参戦するきっかけとなった。
積み荷の保険金請求裁判の目録には船倉に173トンの弾薬があることが記入されており、当時の国際法に照らし合わせるとルシタニア号は攻撃を受けても致しかたなかった。しかしウィルソン大統領は弾薬の積載を認めず、目録を「大統領以外は開封禁止」という命令書を添えて財務省の倉庫に保管させていた。
また、最近の海底調査で沈没したルシタニア号が発見され、その船内には違法の武器と火薬が積載されていたことが判明。やはりルシタニア号は当時の国際法に違反していたことが証明された。


●メーン号事件(1898年、アメリカとスペインの戦争・米西戦争のきっかけを作った)
当時スペイン領だったキューバに停泊中のアメリカの戦艦メーン号が何者かによって爆破沈没され、「メーン号を忘れるな」と新聞を通じて国民感情をあおり、スペインとの戦争を正当化して開戦した。
メーン号が沈没した理由が、故障による自損事故だったことが後に明らかにされたが、これは自作自演との説もあり、フルフォード氏もビデオでそう述べておられる(70年後に、自作自演だったと公表したとのこと)

 

トンキン湾事件(1964年、北ベトナムトンキン湾北ベトナム軍の哨戒艇アメリカ軍駆逐艦に2発の魚雷を発射したとされる事件で、これをきっかけにアメリカは本格的なベトナム戦争に突入したが、後にこれがアメリカによる自作自演だったことが判明)

 

湾岸戦争
1990年に嘘のナイラ証言

 「歴史は勝者によって書き替えられる」

イタリアの国会議員の弁論に沿って検証していきます。
(2013年9月11日のイタリア国会)

 

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馬渕睦夫が語る虐殺とウクライナ問題の真実

日本のメディアが報じない不都合な真実

ウクライナ人が隠そうとしている「レイプ、拷問、強制出産、民族浄化、大虐殺」馬渕睦夫×篠原常一郎

   

混沌とした各国の思惑や情報戦のさなか、世界を横軸に視ることで国際情勢を多面的に捉えることができます。現在ネットで話題になっている、他では聞けないニュースをお届けします。

ボスニア内戦:ボスニアヘルツェゴヴィナセルビア国境に近い山あいの町スレブレニツァに武装したセルビア人勢力が突入、ムスリム人・イスラム教徒(ボシュニャク人)が大量虐殺される事件が起きた。第二次世界大戦以降の欧州で最悪の虐殺と称された、スレブレニツァの虐殺は、スレブレニツァ周辺で4日間にわたり、セルビア人勢力は住民の中から男性だけを引き離し、山中で次々と銃殺、遺体を発見されないよう、分散して深く地中に埋めた。今現在、スレブレニツァの虐殺を彷彿とさせる出来事が、ウクライナ東部紛争で起きている。

未来ネット / 旧林原チャンネル「ひとりがたり馬渕睦夫」#40 ゲスト:篠原常一郎 vol.5 ロシアとウクライナの真実・それを知れば世界がわかる・日本のメディアが伝えない理由より文字起こし。

産経新聞、月刊Will、正論も隠秘するウクライナの大虐殺

【隠秘する】デジタル大辞泉:隠して人に見せないこと。 秘密にしておくこと。

ウクライナでロシア人を虐殺してるっていうのがウクライナ危機の真実なんですね。

私は正論に頼まれてそういう趣旨を書いたらね、最初ボツになった。でも何回かやりとりしているうちに、載るようになりましたけど。正論のウクライナ特集で言ったの私だけですよ。他はアメリカのメディアが言っている通りになっているわけです。

ウクライナの方は気づかないと駄目なんです。利用されただけなんです(笑)

ロシア系住民の集団虐殺で、遺体が掘り出されたのが随分あって、OSCEね、欧州安全保障機構がちゃんと立ち会ってやって、彼らが認定してこれは虐殺だと言っているのに、日本の記者は誰も報道しないんですよね。あれは僕は驚きましたね。

ロシア語勉強して、ロシア特派員やったり、ウクライナ特派員やっててね、英字新聞見てしか記事を書かないの?って話ですよ(笑)本当ビックリですよ。それぐらい虐殺事件が起きてるんですよね。

必ず、局面、局面で大きなことが起こるときに、ユダヤの勢力が明確に支援してるんですね。お金を出すなど。

ユダヤ人のネオナチ組織みたいなのがありましてね、それがウクライナ義勇兵として参加してる。日本では誰も報道しないんですよ。ウクライナの報道では出てくるわけですよ。きちっと実名も出してね。

今回のウクライナ危機の10年前にオレンジ革命というのがあったんですね。ところがオレンジ革命を誰がやったかとうと、アメリカのネオコンがやったんですね。背後にいたのがあの、ジョージソロスなんです。後、亡くなりましたけど、アメリカ共和党のマケインなんです。組んでやってたんです。そういことは公になってるんです現地では。ところが日本では言わないんです。報道がされないんです。

僕も驚いたんですけどね、現在のウクライナ政権に連なる幹部達は、みんなマケインだのジョージソロスだの、直接会ったり、連絡して話し合ってるシーンまでも残っているわけですよ。記念写真まで撮っているわけで、それについて基づいて言っても誰もね、地上波でも普通の新聞でも取り上げてくれない。

ヌーランドというアメリ国務省の、ウクライナ、ロシア担当の女性ですよ、ネオコンの女性ですよちなみに。当時のアメリカの大使がパイアットという男なんですが、これがヌーランドと電話してね、デモの最中に電話してるわけです。次の政権はヤツェニュクにしようと人事まで話してる。で、その通りになってる。

ウクライナ人の言うことを、言いなりに聞いている人というのは、ウクライナというのはウクライナ人の国で、一枚岩で単一民族しかいないかのように認識している。

ロシア語しかできないウクライナ人もいるわけですよ。

ロシア系の住民で極端な話、両方のパスポート持って日本に住んでる人もいるわけですよ。ロシアのパスポート、時には使い分けてるわけですよ。

東部ウクライナに住んでいる人が僕に言うのは、ウクライナ政府軍が自分の古里に向かって砲弾を撃ち込んだとき、私はもうウクライナという国から、心が離れたんだと言いますよ。

具体的な話ね、ウクライナという国が、はらんでいるモザイク国家状況ってのをね、丸っきり無視してね、話広げられてるということに対して、日本国民はもうちょっと、本当のことに目を向けて、耳を傾けてやらないと、見誤るなと思いますね。

そもそも2014年2月に事実上クーデターで、ヤヌコビッチ政権を倒して、暫定政権ができて、そのあとポロシェンコ政権になったわけですけどね。

ウクライナ危機をソロス主導でやったんだけど、こんな停戦合意ができたらね、ウクライナ民主化は失敗したんだと。アメリカもEUもウクライナに軍事支援するべきだと、ロシアと戦えるように、そういうことを言うわけですよ。改めてジョージソロスが何を考えていたかと分かるわけですね。

利用されちゃって国土をメチャクチャにされたんです。彼らはウクライナが大切だからやったわけじゃないんです。彼らのターゲットはプーチンなんですよ。プーチンをね何とかウクライナ紛争に引き込んで、プーチンに反撃しようと。

逆にプーチンの対応を見ると、常にウクライナの問題から距離を置こう、距離を置こうとそういう対応ですよね。

それを逆に日本はプーチンが侵略した、この頃はプーチンウクライナを侵略したことになってる。

オデッサの虐殺があったんですけど、にも関らず軍事介入はしなかった。そりゃ自制してるんですね。

コロモイスキーって男がいてね、ドニプロペトロフスク州知事をやってましたが、解任されたんですが、イスラエルキプロスウクライナの3重国籍で、ウクライナ第三の富豪。何をやってたかというと、アゾフって私兵集団をもっていたんです。それがロシア人を虐殺してたわけですね。

アゾフ大隊ってのは僕も映像で覚えてますけど、旗はハーケンクロイツですよ。ナチスの旗を。でヘルメットにもハーケンクロイツがついて、まぁ鍵十字ですよ。

先ほどおっしゃったように、日本のどのメディアも言えない。産経新聞も言えないんですよ。


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2014,6,13ノルマンディー上陸作戦記念式典

原爆投下映像でプーチン氏ただ一人は十字を切り祈る。

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地球温暖化ガスCO2削減と人類削減

いわんかな#30-1【地球温暖化問題を煽動した謎の人物】渡辺惣樹・堤堯・馬渕睦夫・高山正之・日下公人・志方俊之・福島香織・塩見和子 / モーリス・ストロング - YouTube

地球温暖化詐欺師

地球温暖化問題は環境ビジネスであり、二酸化炭素(CO2)削減はインチキなのではないか?と感づいている視聴者の方々も多いように思えます。渡辺惣樹氏が議題に挙げた謎の人物「モーリス・ストロング」氏を読み解けば、アル・ゴア元副大統領も、グレタ・トゥーンべリのお嬢さんも、グリーンピースも、何を考えて動いている(動かされている)かがよくわかって参ります! CO2の排出削減量ではなく、地球のCO2濃度をどの程度に保つかの議論が重要である。

いわんかな#30-2【米大統領選挙の行方と米民主党の崩壊】渡辺惣樹・堤堯・馬渕睦夫・高山正之・日下公人・志方俊之・福島香織・塩見和子 - YouTube

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いまやナニワのおばちゃんだって知ってます。温暖化詐欺

naniwakawaraban.jp

英国政府は、ワクチン3回接種者が数週間で後天性免疫不全症候群(AIDS)を発症することを認めるデータを発表。

英国政府は、ワクチン3回接種者が数週間で後天性免疫不全症候群(AIDS)を発症することを認めるデータを発表。 - Tanto Tempo

【講演終了後】井上先生!もうワクチン打ってしまったんですけど!? - ニコニコ動画

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日本のマスコミが黙殺するウクライナ東部の大虐殺

ukraine-now.hatenablog.com

日本のマスコミが黙殺するウクライナ東部の大虐殺

4000人以上の人が虐殺され、1000人以上が負傷を追っているとのニュースだ。ユーラシア研究所の研究員中澤孝之氏のご厚意による正鵠を極めたレポートが当方に送られてきたので皆さんにシェアすることにする。

ロシアのセルゲイ・ラブロフ外相は10月1日の記者会見で、「ウクライナ東部のドネツク市の近くで集団埋葬場所が見つかり、400人以上の遺体が発見された。これは恐るべき戦争犯罪である」と言明した。そして、同外相は「西側のメディアはこの事件について明らかに沈黙している」と付け加えた。確かに、邦字紙も含め多くの主要な西側の報道機関がこの集団虐殺(ジェノサイド)事件を報じた気配はない。いろいろ調べて見ると、集団埋葬所が最初に発見されたのは、およそ1週間前の9月23日であった。

この集団埋葬場所は、ドネツクから北東に35キロ離れたコンムナル村で3ヶ所あって、地雷や手榴弾の配線を除去していた親露派兵士によって、うっすらと土が盛られた4体の遺体が偶然発見されたという。1人は男性、女性が3人で、そのうち1人は妊娠していると見られた。

4人とも普段着で、手を縛られ頭部に銃弾の跡があった。2人は頭を切り落とされていたという。さらに、ドネツク市の北東35キロのニジニャ・クルインカ村の炭鉱場敷地内の2ヵ所で見つかった複数の遺体も、同じく身体に拷問の痕跡があり、皮膚にナチスを象徴するカギ十字の焼き印が押されていたと伝えられる。

ドネツク民共和国のアレクサンドル・ザハルチェンコ首相によれば、9月26日の時点で、約40の遺体が発見されていた。遺体発見の翌日9月24日には、欧州安保協力機構(OSCE)の特別監視団が現地に赴いた。監視団によれば8月後半に行われた犯罪の跡を示す証拠が見つかったという。

KAZANグローカル研究所ブログ » 日本のマスコミが黙殺するウクライナ東部の大虐殺

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4000人以上の人が虐殺され、1000人以上が負傷を追っているとのニュースだ。ユーラシア研究所の研究員中澤孝之氏のご厚意による正鵠を極めたレポートが当方に送られてきたので皆さんにシェアすることにする。

ロシアのセルゲイ・ラブロフ外相は10月1日の記者会見で、「ウクライナ東部のドネツク市の近くで集団埋葬場所が見つかり、400人以上の遺体が発見された。これは恐るべき戦争犯罪である」と言明した。そして、同外相は「西側のメディアはこの事件について明らかに沈黙している」と付け加えた。確かに、邦字紙も含め多くの主要な西側の報道機関がこの集団虐殺(ジェノサイド)事件を報じた気配はない。いろいろ調べて見ると、集団埋葬所が最初に発見されたのは、およそ1週間前の9月23日であった。

この集団埋葬場所は、ドネツクから北東に35キロ離れたコンムナル村で3ヶ所あって、地雷や手榴弾の配線を除去していた親露派兵士によって、うっすらと土が盛られた4体の遺体が偶然発見されたという。1人は男性、女性が3人で、そのうち1人は妊娠していると見られた。

4人とも普段着で、手を縛られ頭部に銃弾の跡があった。2人は頭を切り落とされていたという。さらに、ドネツク市の北東35キロのニジニャ・クルインカ村の炭鉱場敷地内の2ヵ所で見つかった複数の遺体も、同じく身体に拷問の痕跡があり、皮膚にナチスを象徴するカギ十字の焼き印が押されていたと伝えられる。

ドネツク民共和国のアレクサンドル・ザハルチェンコ首相によれば、9月26日の時点で、約40の遺体が発見されていた。遺体発見の翌日9月24日には、欧州安保協力機構(OSCE)の特別監視団が現地に赴いた。監視団によれば8月後半に行われた犯罪の跡を示す証拠が見つかったという。

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ウクライナ問題の真実

マスコミはプーチンは頭がおかしくなった。冷酷で残忍な独裁者として報道されていますが、ウクライナのクーデターにより国家転覆させたのは、ヴィクトリア・ヌーランド国務次官でありデモにも参加いていた人物である。

バイデン政権の脅威:ビクトリア・ヌーランドの正体 - 美津島明編集「直言の宴」

ゼレンスキーの正体

 

www.nicovideo.jp

ウクライナで勃発した2つの政府転覆争乱。

2004年と2014年に生じている。

この争乱の背景と意味を理解しないと現在の問題を理解できない。

理解を助けてくれるのがオリバー・ストーン監督作品の

ウクライナ・オン・ファイヤー』

ウェブ上で視聴できるが、すぐに削除される。

日本語字幕付きの動画サイト

https://bit.ly/3KCDYhH

ウクライナの歴史と近年に起こされたカラー革命と呼ばれるクーデターの仕組みを解説している2016年に制作されたドキュメンタリーです。

2014年、キエフのマイダン独立広場で起こされた虐殺は、ヴィクトル・ヤヌコーヴィチ大統領を追放するために起こされたクーデターだったのです。

西側メディアはヤヌコーヴィチ政権とロシアを加害者として報道しているが、

このクーデターにより、炎上したウクライナは、2004年のオレンジ革命、2014年の反乱、そして民主的に選ばれたヤヌコヴィッチ政権の転覆につながりました。

この悲劇を西側メディアは民主主義の革命として大きく取り上げましたが、実際にはウクライナに戦後生き延びたネオナチ民族主義者と米国務省によって脚本・演出されたクーデターであったことが知られています。
 
このようなカラー革命は世界中至るところで起こされています。

それは如何にして起こされてきたのでしょうか? 

そのテクニックをオリバー・ストーン監督は、わかりやすく描いています。」

2014年の政変は暴力革命による政権転覆だった。

このクーデターを陰で操ったのが米国のヴィクトリア・ヌーランド国務次官補。

責任者はバイデン副大統領、資金提供したのはジョー・ジソロス。

ヌーランドはウクライナの極右組織スヴォボダなどと結託して、平和デモを暴力デモに変質させた。

この暴力革命によって政権を転覆したのである。

欧米は冷戦後、NATO東方拡大政策を推進してきた。

冷戦終結時に米国はNATO東方不拡大をロシアに約束している。

しかし、NATO東方拡大を推進し、約束を破ったのは欧米側。

1999年にポーランドチェコハンガリー、2004年にルーマニアブルガリアスロヴェニア、スロヴァキア、ラトビアリトアニアエストニア、2009年にアルバニアクロアチア、2017年にモンテネグロ、2020年には北マケドニアと、NATO加盟国は16カ国から30カ国にまで拡大してきた。

現在、ロシアの対西側緩衝地帯はベラルーシウクライナだけになっている。

1962年にキューバ危機が発生した。

旧ソ連によるキューバへの核ミサイル基地配備計画が発覚し、米国がカリブ海キューバ海上封鎖を実施し、米ソ間の緊張が高まり、核戦争寸前まで達した出来事だ。

結局、ソ連が核配備を中止して危機は回避された。

米国の喉元にソ連核兵器が配備されることに米国は激しく反応した。

この逆がウクライナNATO加盟問題である。

米国が激しく反応したことを踏まえれば、ロシアが激しく反応することは容易に理解できる。

そのウクライナでの政権転覆が米国主導での暴力革命であったなら、ロシアの不満が蓄積されることは当然といえる。

問題はウクライナの民族構成にもある。

ウクライナの北西部は親欧米色が強いウクライナ系住民が多く、宗教はカトリックであるのに対し、南東部は親ロシア色が強いロシア系住民が多く、宗教はロシア正教。人口は北西部が3分の2、南東部が3分の1だ。

2014年の政権転覆に際してクリミアの住民は住民投票を実施してロシア帰属を決めた。

東部ドネツク、ルガンスクでは親ロシア勢力が2つの共和国創設を宣言した。

この両地域がウクライナ政府と内戦状態に移行し、2014年から2015年にかけてウクライナ、ロシア、東部両地域代表、ドイツ、フランスによって「ミンスク合意」が調印された。

ミンスク合意」は東部両地域への強い自治権付与を確約するものになった。

2019年に大統領に選出されたゼレンスキーは、ミンスク合意履行により東部問題を解決することを公約に掲げたが、大統領就任後はミンスク合意を無視して、ウクライナNATO加盟を強行する姿勢を示した。

その結果として今日の問題が生じている。

これらの経緯を踏まえた問題解決策を早急に模索する必要がある。

ロシアが紛争解決に武力を用いたことは非難されねばならない。

武力によって紛争を解決しないことが世界平和維持の根幹だからだ。

しかし、紛争解決のために武力を行使する行動を示したのはロシアだけでない。

米国も同様の行動を繰り返し示してきた。

2003年のイラク戦争は米国による侵略戦争だった。

この戦争でイラクの市民が数十万人単位で虐殺された。

今回の紛争に際してのウクライナ市民の被害を伝える報道と、イラク戦争でのイラク市民の被害を伝える報道に大きな落差があることを明確に認識する必要がある。

www.data-max.co.jp